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II- ドイツの隠された建築の至宝ヘクセンハウスを訪ねて
RIMOWAは創業以来1世紀以上にわたり独自の伝統を進化させ続けてきました。 そしてその一環として、母国ドイツの稀少な建築遺産に注目しています。
今回は、あまり知られてはいないものの間違いなく象徴的な建物、建築家ピーター&アリソン・スミッソン夫妻によるヘクセンハウスに目を向けました。
ドイツのヘッセンには、グリム童話の舞台となったうっそうとした森が広がっています。この森にひっそりとたたずむヘッセンハウス - 英語でWitches House(魔女の家)- は、1986年に今日のアイコン建築に改修されました。 この年に、建物の所有主で家具メーカーのアクセル・ブルッフハウザーよりピーター&アリソン・スミッソンに向けて、敷地内への複数の展望台設置が依頼されました。 スミッソンデュオは、数年間を費やした改修に取りかかり、既存の家が取り巻く自然環境に向けて開かれた空間となるような拡張工事を手がけました。
2003年に完成したヘクセンハウスは、スミッソン夫妻により23か所もの改修が施されました。このなかには、著名なアーティスト、ステファン・ヴェヴェルカによって描かれたフロアも含まれます。アーティスト自身のデッサン作品において、このデザインを確認することができます。 規模は小さくても、建築家たちによる増築、増築、新ルートは大きなインパクトがあり、建築家の介入は、既存のものを尊重しながらも、自然との新たな、途切れることのない結びつきを確立しました。住宅とそれを取り囲む鬱蒼とした森の区別がなくなり、多くの壁が取り払われ、天井が切り開かれ、光や木々までもが住宅の一部となるようになりました。木、石、ガラスを主体に、新しいファサード、南東側のベランダ、1階のオーナーの寝室からの木道、小さな展望台など、森と完全に一体化したヘクセンハウスは、スミッソン夫妻のラディカルな建築スタイルの代表的な例となりました。
写真:Simon Menges
II- ドイツの隠された建築の至宝ヘクセンハウスを訪ねて